芽々さま上等!
芽々&仁菜「よろしくっ♪」
授業中なので、
静かに挨拶を交わして
2人で握手をした。
芽々「…へへ。」
仁菜「フフ…。」
すると先生が
あたしと仁菜が話しているのに
気付いたようで、
先生「木桜、黒川。
仲良くなったのはいいが静かにな。」
と、軽く注意をされてしまった。
あたしと仁菜は
2人で顔を見合わせて、
今度は静かに笑い合った。
2人でいたずらをして、
こっそり眺めて笑う子供みたいに…
なんだか頬が自然に緩むのを感じた。
クッション野郎のせいで、
ちょっと嫌な感じだった空気も
仁菜のおかげで
嫌っていうか…
忘れるくらいの楽しい学校生活に、
なりそうな予感がした。
毎日学校に来るのが、
今から楽しみになった。