芽々さま上等!



2人で椅子に座り、
机にお弁当を置く。


仁菜はなんか…
けっこう重そうな荷物を持っている。


仁菜「じゃあ頂きましょう。」


ガサガサと袋から箱を取り出す。


芽々「それ…まさか…」


仁菜「…?お弁当ですが?」


セ、セレブ…!?
すごぉ~い…



仁菜ってお嬢様…かもしれない。


物腰も柔らかいし、
話し方も…


なんか庶民とセレブの
世界を見たような気がする。



芽々「もしかして…
それ1人で食べるの?」


仁菜「いえいえ、とんでもない。
芽々も食べてくださいな。

今日転校生が来るって聞いて、
一緒に食べたいと思いまして…

メイドさんにお願いしましたのよ。」


め、メイド…?
すごい、住む世界が違うわ。


でも目の前のご飯の誘惑に
勝てる訳もないあたしのお腹。


芽々「まぢで?!
めっちゃおいしそう~♪

…いっただきまぁ~す♪」



仁菜「フフ…
…どうぞ。」




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