芽々さま上等!



ステーキをごっくんと飲み込み、
今朝の事を話し始めた。


芽々「確かにあたしが遅刻しそうで…
中庭の草を飛び越えようとした時に、

踏んづけちゃったのは…
もちろん悪いと思うけど…

あんなみんなの前で、
変なことしようとするのは、
よくないよね~!!」


うんうん、と頷きながら
話すあたしに、

…またあの教室で見た凍った表情。


な、
なんでみんなこんな顔するの…?


仁菜「ふ…踏んづけたんですか!!」


芽々「うん。」


あたしは唐揚げに
かぶりつきながら答える。


確かに仁菜はやらないとは思うけど…



芽々「あっ!!でもね!?
ちゃんとしっぷ渡したんだよ!

そのまま放置したわけじゃないから!!」


慌ててあたしはフォローした。


だって放置してくるなんて、
そんなことさすがに罪悪感感じるし…?



そしてまたあたしは、
仁菜のお弁当にかぶりついた。



だってマジでおいしすぎる♪


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