芽々さま上等!
仁菜「あのですね…
芽々さんが踏んづけてしまった方…
愛我蒼麻さんは…
この学校で誰一人、
注意する事のできない人物なのです。」
…?
なんじゃそりゃ。
意味分かんないですぞ、仁菜さん。
芽々「ふぁんふぇ?(なんで?)」
だって一生徒でしょ?
生徒より先生が、
先生より教頭とか…
校長がえらいに決まってんじゃん。
何でよ、
本当におかしな学校ね。
あたしは一通り話すと、
とんかつを口に入れた。
仁菜「あのですね…
彼は愛我財閥の御曹司であり、
彼はその莫大な財産を狙って、
誘拐しようとした誘拐犯を
たった一人で重体にし、
彼自身をからかう人物を
睨みで登校拒否にまで追い詰め、
毎晩彼の夢を見てうなされ…
ついには…
耐えかねて引っ越しを
されてしまったという人物がいます。」
ほほぉ…
面白いやつね♪
睨み一つでそんな事が
できるなんてねっ!!