芽々さま上等!



芽々「ふぅん…」


とにかくアイツは
筋金入りのおぼっちゃまなわけね?


あたしは顔色一つ変えることなく、
食欲が衰えることなく…

お弁当の松茸ご飯を食べ続けた。



だって…
だからなんなの?
ってかんじ。

踏んだことは謝ったし、
シップ渡したし、
慰謝料は払うけど…


さっき普通に歩いてたじゃん?


なのに、
パシリとか意味分かんない。


なにか支障をきたすの…?



仁菜「今では先生方も、
注意すらできなくて…

睨みで黙らされてしまい、
何か問題を起こしても、
もみ消されてしまうんです。」


まぁ…
権力をフル活用してるやつなわけね。


芽々「へぇ…」


あたしはふうんと
適当に相槌を打ちながら、
夢中でご飯を食べた。



だって…


なにかしたからって、
キスしていいってことにはならないもん。



それとこれとは、
全くの関係ない
別問題よ。



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