芽々さま上等!



まだ食べている芽々に仁菜は、


仁菜「あのぉ…
怖くないんですか?」


と、不思議そうに言った。


芽々「うん、全然♪」


仁菜はその答えを聞いて、
びっくりしていた。


そんなにびっくりすることかなぁ…


芽々「まぁ、パシリってかさ…
足が捻挫してるなら、
できないことはやるけどね。

…いやだけど。


でもあたしの責任だし、
あたしがやってしまった責任は果たすよ。

でも…
それ以上はやらないよ。

だって本当に…


キスとか意味わかんないじゃん。」


仁菜「芽々って…
物事がハッキリしてて、
自分の意見を言えて…


…すごいですね。」


芽々「…全然?
あたしはあたしらしくいるだけ。

仁菜は仁菜らしくいればいいんだよ。

仁菜があたしみたいになったら、
仁菜のよさがなくなっちゃう。


仁菜はあたしにはなれないし、
あたしは仁菜になれない。

だってあたしはあたし。

仁菜は仁菜だもの。」


ねっ?と、
あたしは仁菜に笑いかけた。





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