芽々さま上等!
仁菜「…そうですね。」
何かに気づき、
ニコッと優しい笑みを
浮かべた仁菜がいた。
仁菜は仁菜で
いろいろ悩んでいるんだろうな。
大変そうだもん。
…お嬢様って。
芽々「それよりさぁ~…」
あたしはニヤリと笑って、
ずいっと芽々は仁菜に近寄った。
そしてニコッと笑って
芽々「この辺りにおいしいお店ない?
デザートでもご飯でもなんでもいーよ♪
どっか一緒に…
仁菜と食べに行きたいんだ!
仁菜ともっと…
仲良くなりたいんだ、あたし。」
ニコッと仁菜も笑って
仁菜「そしたらですね~…。
デザートは…」
あたしたちは昼休み時間中、
ずっと食べ物の話で盛り上がった。
一緒に出かける約束を
いっぱいしながら。