芽々さま上等!
いや…お気に入りって何よ、マジ勘弁です。
昼休みの時間中
盛り上がったおいしい…
デザートのお店に、
今日の帰りに仁菜と一緒に行くことになった。
授業が終わり、
向かう場所は…
仁菜オススメの
プリンのおいしいカフェ。
芽々「あ~プリン♪
あたしプリン大好きなんだよなぁ…
だから超楽しみなのっ!!」
仁菜「そこはプリンも
もちろんおいしいですが、
…プリンケーキも絶品なのです!!」
芽々「プリンケーキ…!!
さいっこー♪
あ~なんか歩く時間すら惜しいっ!!」
これから行くプリンへの
期待をしながら、
仁菜と学校の門を通り過ぎようとした。
するとふと、
愛我蒼麻のねんざのことを思い出した。
…なんか癪だけど。
芽々「あ!!そーいえば、
愛我蒼麻のけがの具合を見てない!!
…ちょっと仁菜!!
愛我蒼麻のケガ
見てくるから、ここで待ってて?」
仁菜「…え?
ええ…わかりましたわ。」
あたしは一度はくぐりかけた門を、
反対方向へと走り出した。