芽々さま上等!



芽々「愛我蒼麻くん、
…足大丈夫?

湿布貼った?
痛くない?」


あたしを無視して、
愛我蒼麻くんは金髪少年に話しかけた。


ちらりと金髪少年を見ると、
少しだけ…

驚いた表情を浮かべていた。


…何をそんなに
驚く事があるかなんて、
わかんなかったけど…。



蒼麻「あ、
こいつ俺のお気に入り。」


??「ふーん。」


あたしの言葉は無視?

…ほほー。


芽々「そりゃどーも。」


あたしは明らかに、
棒読みな感じで…

愛我蒼麻に答えた。



…だってさ!




あたしの話を、
無視するなんてむかつく~!



その表情を読み取ってか、
金髪少年はははっと笑った。




< 25 / 69 >

この作品をシェア

pagetop