芽々さま上等!



ぐにゃっ



芽々「うぉっ!?」


草むらに飛んだ瞬間、


ぐにゃりとしたものを踏んで、
あたしはバランスを崩して倒れた。


??「いってー!!」



わぁぉ…
人…だった…



…どうやら男の人を踏んでしまった…



あたしの…バカ。




や…やっちゃった……。



芽々「ごめんなさい!!
あたし急いでて…」



そう言ってあたしは、
ガサゴソとかばんのからしっぷを探した。




芽々「ごめん、ホントに!!
あたしホントに行かなきゃ!!

…あ、これ使って!!」



しっぷを踏んだ人に向かって
しっぷをしっかりと渡して、あたしは走り去った。




だって本当に…





…遅刻するわけにはいかないんだもん。



大事っ!!



…第一印象っ!!!
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