芽々さま上等!



仁菜「そうなんです。

芽々ちゃんが、
愛我様の周りにいない…


珍しいタイプなんで…


…かもしれないですわ。」


芽々「遊ばれてるかも…?」


仁菜「…しれないですね。

愛我様は女好きで、
女には本気にならないし、
特定の女の子はいないと…


…有名ですから。」


ふぅん…
まぁ、あたしは興味ないけど。


遊ばれるつもりもないし、
遊ぶつもりもないわ。



芽々「めんどくさそうだけど、
なんか言ってきても、

…適当にあしらうわ。」


仁菜「そうですね、
でも、本当に気をつけてくださいね。」


あたしはうん、と
頷きながら
目の前のプリンをぱくっと
一口食べた。


芽々「ん~~~♪

まぢおいっしー♪
このプリン♪」


仁菜「ですよね!?」


愛我蒼麻の話は
プリンの話にかき消され、

結局2人でプリンを堪能して、
満足な表情で家に帰った。




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