芽々さま上等!
本音を話すと、
めんどくさい…。
でも成績が落ちるのは、
あたしは嫌だった。
だって理由が…
愛我蒼麻だもん。
行くかやめるか、
少し迷った…けど。
芽々「屋上か…
考えてる暇はない…ね!
…とりあえず行こう!!」
あたしは昨日も行った
屋上に向かって走り出した。
あ~…疲れる…。
あたしは中庭から、
屋上まで走ってきた。
けっこう距離が…
…あったわね、はぁはぁ。
…あなどったわ、あたし。
鍛えなおさなきゃ。
あたしは屋上の扉の前で、
少し乱れた息を整えた。
芽々「…よしっ!!」
そう気合いを入れて
扉に手をかけると、
中から話す声が聞こえた。