芽々さま上等!
芽々「仁菜、
あたし顔洗ってから行くから、
先に教室行っててくれる?」
仁菜「わかりましたわ、
じゃあまた教室で。」
あたしはまたね、と
仁菜に手を振って洗面所へ向かった。
高校生になった女の子が
あまり洗面所で顔を洗う事はないと思うけど…
すっぴんなあたしには、
全く抵抗すらない。
ってか洗ってサッパリしたいし!!
なんて思っていると、
洗面所には顔を洗う先客がいた。
あたしはその人の隣で顔を洗った。
そしてタオルで顔を拭いていると、
隣の人が顔を上げた。
芽々「あ…。」
あたしはその人と目があった。
蒼麻「芽々?」