芽々さま上等!
突然のお誘いと突然の…
あのバレーの活躍と、
名前を呼べ事件(誰もいわないけど。)の次の日。
あたしに大変な事が起こった。
あたしは授業が終わって、
仁菜と帰る用意をしていた。
まだ誰1人帰っていないこの教室に雷が落ちた。
ガラッ
スパーン
まだ誰も帰らない教室。
そこに思い切り扉が開く音が鳴り響いた。
扉の方を見ると、蒼麻がいた。
みんなまた顔が引きつって
固まっていたけど、
そんなことお構いなしな蒼麻は教室に入ってきた。
あたしは忘れ物したのかなと思って、
気に留めることもなく…
下を向いて、
また帰りの用意を再開した。
すると、
蒼麻「芽々。」
名前が呼ばれた。