芽々さま上等!
そんなあたしでも
ひとしきり笑うと、
あたしはその視線に気付いて、
笑うのを止めた。
あたしは用意ができて、
帰ることを蒼麻に言おうとすると、
芽々「じゃ、「なあ。」」
…なによ。
思い切り帰るタイミング、
…逃したじゃないの。
仕方なくあたしは
言いかけた言葉の先を要求する。
芽々「なに?」
蒼麻「タオル貸してくれたお礼に、
…俺様に明日付き合え。」
芽々「はぁ?」
蒼麻「デートするんだよ。」
芽々「嫌って言っても付き合わせるクセに。
聞かないでよ。
それに付き合えって、
お礼じゃないじゃん。
…命令じゃん。」
蒼麻「じゃあ明日な。
お前の携帯に詳しいことは連絡する。」
…結局そうなんでしょうが。