芽々さま上等!
蒼麻「へいへい。」
やる気のなさそうな声で、
わかっているのかどうか、
よくわからない返事する蒼麻。
芽々「も~。
それじゃなんであたしを誘ったのよ。
お礼ならいらないって言ったでしょ!?
…意味わかんない。」
蒼麻「それは…」
芽々「それは・・・?」
蒼麻「面白いから。」
なーにコイツ!!
芽々「はぁ?
あたし面白いこと言った覚えなんて、
全くないんですけど。
身に覚えなんて一切ございません。」
蒼麻「お前がわからないから、
よけい面白いんだよ。」
クックック…と、
趣味悪い笑いを浮かべる蒼麻。
あたしはなーんかムカついて、
蒼麻に背を向けて、
蒼麻を置いて先に進んだ。
蒼麻「あ、芽々!
どこ行くんだよ!」