芽々さま上等!



ガラッ


先生「席に着け〜!!」


あたしは先生の後に
ちょこちょことついていく。



教室のあちこちから声が聞こえる。


女の子の声。
男の子の声。

いろいろ混ざっていて、
聞きとることはできないほどだった。



先生が止まったので、
あたしはとなりに止まって左を向いた。



クラスメートは
興味津々にあたしをみている。


先生「新しいこのクラスの仲間だ。
…木桜、自己紹介してくれ。」



芽々「はーい。」


自己紹介…
苦手なんだけど…


めんどくさいけど、
第一印象は大切よね。




…やっぱり。
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