芽々さま上等!



みんな…見てる…

へんなコって…
思われたよなぁ…



でもなんか表情が
凍りついてるのは…

気のせい…?


と、思ったけど
怪我の方が気になる。



芽々「しっぷは貼った!?
…痛くない!?

…腫れてない!?」





慌てて聞く。


あたしが一方的にしゃべってるだけで、
クッションくん
(長いのでこう言うようにした。
だって名前なんて知らないし)は何も話さない。



あたしは何も言わない
クッションくんに、
しびれをきらしはじめた。



クッションくんを見ても、
あたしを見てるだけ…



なんで…
何にも言ってくれないのよっ!


怒ってるなら怒ってるって
言ってくんなきゃ…


どうすればいいのかなんて、
わかんないじゃん!!



痛いのかも分かんないしっ!!
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