超モテ子の秘密
第1章

才色兼備



いつもと変わらない日常。


こんな日々に慣れたのはいつからなんだろう?




桜の花はもうほとんど散っている。


新学期が始まってもう1週間がたった。


朝下駄箱に行くと、新学期早々からラブレターやプレゼントで下駄箱はいっぱい。


私はその荷物を鞄に入れ、教室に向かう。


廊下を歩いていると新入生たちから
「折原先輩、おはようございます。」
と何度も挨拶された。

「おはよう、みんな。」



まだ入学したばかりだって言うのに私の顔と名前よく知ってるなぁ。








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