超モテ子の秘密


私はいつの間にか、ここにいるはずもない陸人の名前を心の中で叫んでいた。



すると、その時、男たちが倒れていったのだ。

…何が起きたの!?

私は全く状況が呑み込めなかった。



「女の子に何してたの、アンタら。」


私は声のした方に向いた。


暗くてシルエットしか見えなかったが、キャップをかぶった小柄な少年のようだ。

この子がやってくれたの…?


「ガキのくせに、邪魔すんじゃねーよ!」


声を荒げて、男がその子に殴りかかった。





< 20 / 461 >

この作品をシェア

pagetop