超モテ子の秘密


「そ、そうだったね。」

なんてことを言ってしまったんだ…、私。

私のバカ!


「今日はね、お見舞いとあとプリント渡しに来たの。」

「ありがとう。」

私はプリントを受け取った。

「さやか、なんか辛そうだよ。」

理香は心配そうな顔をして、私のおでこを触る。

「すごい熱じゃない!?ほら早く寝ないと!」

理香は私の背中を押し、強引に部屋へ入った。


「今タオル冷やすから。」

「いいよ、理香。大丈夫だから。」

止めなきゃ。

でも、体がおもい。


でも理香は近くの洗濯物がたたんで積んであるところにタオルを取りに行った。

「…ねえ、さやかどういうこと?」


「えっ?」

…もしかして!?


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