超モテ子の秘密
お礼
翌日。
あぁ〜〜、昨日のことが頭から離れない〜!
告白はされたけど、あんな風に抱き締められるなんて…。
あっ、こんなこと考えてる場合じゃなかった!!
今日は日直。
さっさと仕事を済ませ、私は帰ろうとした。
廊下に出ると、男子生徒に声をかえられた。
「お、折原先輩。
あ、あの、今いいですか?」
その男の子はカチカチに固まりながら、おどおどして言う。
忙しいんだけどなぁ。
「あー、少しなら大丈夫よ。」
「あ、ありがとうございます。」
見つからないように、さっさと帰ればよかったな。
また遅刻しちゃうよぉ。