超モテ子の秘密
秘密
私と理香は下校中。
「さやか、本当に気をつけてよ。」
理香は私の肩をぽんと叩く。
「分かってるって。」
「バレたら大変なことになるよ。」
真剣な目で言う。
「そうだよね…。」
この秘密がバレたらタダじゃ済まないもん。
そして、時計を見て、ハッとした。
「あっ、もうこんな時間!準備して行かなきゃ!!じゃあね、理香」
「うん。バイバイ。」
私は理香と別れ、家まで走った。
だんだん古いアパートが視界に入ってきた。
そうこれが私の一つ目の秘密。
この秘密は、まあ、バレてもいいんだけど。
ここが私の自宅。