超モテ子の秘密
「俺なんてたいしたことないですよ。
そういえば、折原先輩は何でバイトしてるんですか?」
そうだ、まだ和也君には話してなかったなぁ。
「私、弟と2人暮らしなの。
去年の夏、両親が亡くなってから。」
和也君は少し驚いていた。
理香は、もっと驚いてたなぁ。
「私達身寄りがいなくて、
前住んでたところのお隣さんが家族みたいなもので
仕送りしてくれるんだけど、
生活費ぐらいは稼がないと!と思ってね。」