アタシがホストになった ワケ
美香が興奮して叫んだ。

あ、メンズ雑誌とか出てる
No.1ホストだ。


この人が?

しつれーなヤツだよ?


キョトンとしていると、蓮は
続けた。


「クククッ俺こいつツボった。
自分で萌にゃんですってやっぱ
No.1じゃなきゃいえねー
よな(笑)」


うぅ、でもどんな時でも
萌にゃんを演じ続けるのよ!


『えへっ。だってぇ、萌にゃん
だもん』


キラキラ笑顔攻撃っ!


「おもしれーやつ、まぁNo.1
同士がんばろーぜ」


カッコい〜!

ホストってさ、もっと
甘〜い言葉かけてくる
イメージだったけど、
こういう擬似恋愛的会話?
さすがNo.1。勉強になりますっ

見てるだけでいいくらいの
イケメンがまさか彼氏に
なるなんて、その日は思いも
しなかったのです。



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