アタシがホストになった ワケ
レストランを出て、
たかサンがClimaxに案内をする
ということで、歩いて向かった。
蓮、遊、聖夜、海翔、そして
元伝説のホスト、たかサン。
この5人が歩いているだけでも
人は皆振り返る。
すごい迫力。
声もかけられないほどのオーラ。
アタシはこんなもの近くで見て
バチ当たらないんだろうか(笑)
そんなことを思いながら、下を向いて
歩いていた。
「お前、無口だな。
そんなんで、ホストできんのか?」
聖夜が話しかけてきた。
「はぁ…」
アタシはただそう返すだけで精一杯
だった。
オーラがすごすぎてなんかもう、
正視できない。
蓮でさえ、自分の彼氏だったのに
あの頃より輝いて見えて
見ることができなかった。
たぶん、自分に自信がなくなったのか
不安が胸いっぱいだからか。
聖夜の顔も見ずに、ただ歩いた。
聖夜は続けた。
「その顔って、整形??」
『は?違いますけど。』
ちょっと不機嫌に、答えた。
顔は、見ずに(笑)
「マジ?整形してないやつなんて
いないけど…。この中で。」
『はぁ…でも、してないっす。』
「へぇ。。。今までなんで何も
しなかったの?」
疑いの目でアタシを伺うように見る。
たかサンが口を挟む。
「こいつ、ボンボンでさ、今まで
そういうの全く縁のない暮らし
だったんだよ。
まぁ、それを俺が拾ったというか。
な?」
ちょいちょいそのネタ出してくるね、
たかサン。
まぁ、助かってます。
「じゃぁ、俺らとは住む世界が違う人。
だったってわけね。」
納得したのか、聖夜はクールに
そう言って、タバコを取り出した。
キャバ嬢時代から嘘は慣れてたけど
結構気疲れします。
キャラ確立する前に、突然
カリスマホストの前に放り出されて
こっちだって、心の準備もないわ!!
と、内心たかサンに叫びたい気分だった。
そうこうしているうちに
たどり着いた。
ホストの街の一等地。
一番の中の一番を決める店。
Climax。
たかサンがClimaxに案内をする
ということで、歩いて向かった。
蓮、遊、聖夜、海翔、そして
元伝説のホスト、たかサン。
この5人が歩いているだけでも
人は皆振り返る。
すごい迫力。
声もかけられないほどのオーラ。
アタシはこんなもの近くで見て
バチ当たらないんだろうか(笑)
そんなことを思いながら、下を向いて
歩いていた。
「お前、無口だな。
そんなんで、ホストできんのか?」
聖夜が話しかけてきた。
「はぁ…」
アタシはただそう返すだけで精一杯
だった。
オーラがすごすぎてなんかもう、
正視できない。
蓮でさえ、自分の彼氏だったのに
あの頃より輝いて見えて
見ることができなかった。
たぶん、自分に自信がなくなったのか
不安が胸いっぱいだからか。
聖夜の顔も見ずに、ただ歩いた。
聖夜は続けた。
「その顔って、整形??」
『は?違いますけど。』
ちょっと不機嫌に、答えた。
顔は、見ずに(笑)
「マジ?整形してないやつなんて
いないけど…。この中で。」
『はぁ…でも、してないっす。』
「へぇ。。。今までなんで何も
しなかったの?」
疑いの目でアタシを伺うように見る。
たかサンが口を挟む。
「こいつ、ボンボンでさ、今まで
そういうの全く縁のない暮らし
だったんだよ。
まぁ、それを俺が拾ったというか。
な?」
ちょいちょいそのネタ出してくるね、
たかサン。
まぁ、助かってます。
「じゃぁ、俺らとは住む世界が違う人。
だったってわけね。」
納得したのか、聖夜はクールに
そう言って、タバコを取り出した。
キャバ嬢時代から嘘は慣れてたけど
結構気疲れします。
キャラ確立する前に、突然
カリスマホストの前に放り出されて
こっちだって、心の準備もないわ!!
と、内心たかサンに叫びたい気分だった。
そうこうしているうちに
たどり着いた。
ホストの街の一等地。
一番の中の一番を決める店。
Climax。