空へ言葉を…
「♪-♪-♪〜」


町には
クリスマスメドレーが
ながれていた…。


そんな中をいかつい
二人があるいている。




「恋人達のクリスマス★
なんだそれえ!!
今日はキリストの
誕生を祝う日なのに
恋人かあ―!?」


「たしかに…!
こんな日は友達と
過ごすのが1番楽しい
のにねえ〜-!?」




笑いながら話す
私[奥山めぐみ]と
貴田ありさ…。





私達はチャラ男や
オタクが大嫌い…。



向こう側から柄の悪い
二人があるいている…





「めぐみ…?」


誰かがめぐの名前を
読んでいる…。


「……ハイ…!?」

後を怖々しく見る…。

「やっぱり!!
めぐみだああ!!
俺だよ〜俺……★」



「あつき?」


顔をあげると…
いとこのあつきがいた。


「めぐみの友達?」



「…ぇっと…」



「ちわああ―!
貴田ありさでえす♪」


私は驚きながら
ありさを見た…。

ありさは小さく
ウインクをした…。


あつきの隣の男が
口をひらいた。

「あつきの親友の
岸川けいた!」






岸川けぃた…さん…。







格好はチャライのに
穏やかな目つき…。




「なあ!!ありさちゃんと
めぐみ!!今から
遊ぼうぜ〜―♪」


やっぱりあつしは
チャライね…。



「全然いいよ―★」


ありさは即答で返事
をした……。

驚きのあまり、私は
ありさを影に引っ張り
聞いた…。

「どぅしたの??
あいつらチャラ男だょ」


ありさからは思っても
いない答えだった…。
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