空へ言葉を…
気持ち
夕日も沈み、
寒くなってきた…。


「めぐみちゃん…」

「ハイ…」

「敬語ぢゃなくて
普通でいぃよ〜?」

「ぁうん…。
けいたさん…。」

「そんな呼び方
やめろよお―!」

「ぢゃあ…☆
けぃちゃん!!」

「ぢゃあ俺は、普通に
めぐ★にする!!」

「わかったあ〜!!」

「やっと笑ったな…」

けぃちゃんは優しい
目をしていた…。

「サムィな…。」


独り言のように私が
つぶやくと後から
ジャンバーを
かぶせてくれた…。



「アリ…がと…。」






ほんのりと暖かい
ジャンバーの温もり、
今でも忘れない。
暖かかった…。
けぃちゃんのジャンバー
すごくあったまったょ。










海岸は真っ暗になり
四人は帰る事に
なったんだ…。
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