空へ言葉を…
「何さっきから
笑ってんだよお〜!!」

「だって〜♪」

けぃちゃんの右手が
頭に触れた…。







ドキ… ドキ…







心臓が痛くなるくらい
胸があつい…。


「あのさああ…
俺好き…。めぐの事」




え………?!






驚きのあまり足を
止めた……。



「やっぱ無理だよな!?
わりぃわりぃ!
今の取り消しなあ!!」




取り消し…?!

そんなの嫌だ!!



「けぃちゃん!!
無理なんかぢゃないよ!!
すごく嬉しい♪
取り消しなんて嫌!」

「ぇ……?」


めぐの馬鹿!
けぃちゃんが焦ってる
ぢゃない!!

わがまま言ったね…

けぃちゃん…、
めぐはわがままだね。



「やったああ♪
俺の女はめぐだ!!」


けぃちゃんが
喜んでくれてる!!

めぐは、けぃちゃんの
彼女になれたんだね!!


「けぃちゃん…。」

「ん?」

「めぐでいいの…?!」





ギュッ…。


けぃちゃんがめぐを
抱きしめてくれた…。


「ぁたりめえだろ!!」




嬉しすぎて涙が一筋
こぼれた……。








クリスマスの夜…。










今でも忘れないょ…。
暖かい温もりと
優しい声で言ってくれた。



「一生、大事にする。」










けぃちゃん…。
めぐも一生けぃちゃんを
大事にする…。
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