秘密の委員長様と甘い恋


と、出て行こうとしたトキ

力強い手に引き戻された


わ〜ッ!!


「何するのよッ!!、お父さん」


そう私を勢い良く引っ張ったのはお父さんだった


「何するってなんだっ、今日は入学式に行かなくていいのか?」


お父さんは私の手を離しながら答えた


「ついて来なくていいよっ!」


そう力強く言うとお父さんはしょんぼりしながらも開き直りこう告げた


「いいか?、言っとくけど恋愛は禁止だからなっ!」

……ハイ? ナンデスト?

そんなの、


「ぜーーたいっ、嫌!!!!」

そう叫んだ私は勢い良く外へと飛び出した。


ってか、逃げた


ごめんなさいお父さん
私、約束守れませんっ!!



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