憂鬱姫と俺様王子
憂鬱な日々 ★みみ★
女の子達のかん高い声とともにまたやって来た。
扉が開くと、誰もが振り向く長身。
スッと、通った鼻。
切れ長の瞳。
100人中100人がカッコイイと答えちゃうだろう。
「本当、空斗くんってカッコイイ。」
他の子と同じぐらい親友のメグが、甘い声を出してる。
ってか、メグ!!
あなた、目がハートになっちゃってるよ。
もぉー。
でも、あたしには全然良さが分かんない。
「みみはどうせ、空斗くんのどこが良いのか分かんないって思ってたでしょ?」
メグがあたしの顔を見ながら言ってきた。
さすが親友★
あたしのことをよく分かってますねぇ~。
でも、でも、あたしにはサッパリ、良さが分かんない。
しかも・・・
「性格、悪いじゃん。」
あたしは口を尖らせて言った。
「あっ、そっか。みみは空斗くんといっつも、隣だもんね。性格、まる分かりかぁ~。」
ひやかすように、メグは言ってきた。
扉が開くと、誰もが振り向く長身。
スッと、通った鼻。
切れ長の瞳。
100人中100人がカッコイイと答えちゃうだろう。
「本当、空斗くんってカッコイイ。」
他の子と同じぐらい親友のメグが、甘い声を出してる。
ってか、メグ!!
あなた、目がハートになっちゃってるよ。
もぉー。
でも、あたしには全然良さが分かんない。
「みみはどうせ、空斗くんのどこが良いのか分かんないって思ってたでしょ?」
メグがあたしの顔を見ながら言ってきた。
さすが親友★
あたしのことをよく分かってますねぇ~。
でも、でも、あたしにはサッパリ、良さが分かんない。
しかも・・・
「性格、悪いじゃん。」
あたしは口を尖らせて言った。
「あっ、そっか。みみは空斗くんといっつも、隣だもんね。性格、まる分かりかぁ~。」
ひやかすように、メグは言ってきた。