憂鬱姫と俺様王子
なぜか、どっと昔の記憶がよみがえってくる。
おそるおそる、話始めた。

「中学のときの話なんですけど.......

あたしには中学当時、大好きな片思い中の彼がいた。
顔はずば抜けてカッコ良くて、彼に好意をよせている人はたくさんいた。
けれど、性格は最悪で、どんな時でも俺様優先の俺様男だった。
しかし、当時のあたしは性格なんてどうでもよく、彼の顔に惹かれていた。

それがあたしの犯した、間違いだった・・・・


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