憂鬱姫と俺様王子
「う~ん。どうしよう。」
約束の時間の10:00まで、あと1時間もないのに服が決まらない。
これは派手すぎ?
こっちもこっちで、幼く見えるし・・・
あぁ~!!
決まらないよぉ~。
「あっ、ヤバっ!!」
そんなこんなしている間に、時計の針は9:59を指している。
まっ、間に合わないよぉ。
ダッシュで約束の場所に向かう。
着くと、周りはカップルだらけ。
でも、そんな人ごみの中でも一際目立つ、不機嫌な王子様が立っていた。
「遅いッ!!!今、何時だと思ってんだよ。」
うぅ、30分も遅刻しちゃった。
でもでも、そんな怒んなくていいじゃん。
神崎のために服、選んでたんだから。
まっ、神崎にはあたしの苦労は分かんないと思うけど....
最終的にあたしが選んだのは、お気に入りのチェックのワンピ。
どういう風に、思ってくれるだろう。
少しだけわくわくしてしまう。
なのに・・・
「ほらっ。行くぞ。」
とだけ、ぶっきらぼうに言うとそそくさと先に行ってしまった。
はぁ~。
やっぱり、そんなことに関心なしなんだ。
正直、期待してた・・・あたし。
そんなこと、気にしちゃダメだよね。
デートはこれからなんだし、楽しもう!!
約束の時間の10:00まで、あと1時間もないのに服が決まらない。
これは派手すぎ?
こっちもこっちで、幼く見えるし・・・
あぁ~!!
決まらないよぉ~。
「あっ、ヤバっ!!」
そんなこんなしている間に、時計の針は9:59を指している。
まっ、間に合わないよぉ。
ダッシュで約束の場所に向かう。
着くと、周りはカップルだらけ。
でも、そんな人ごみの中でも一際目立つ、不機嫌な王子様が立っていた。
「遅いッ!!!今、何時だと思ってんだよ。」
うぅ、30分も遅刻しちゃった。
でもでも、そんな怒んなくていいじゃん。
神崎のために服、選んでたんだから。
まっ、神崎にはあたしの苦労は分かんないと思うけど....
最終的にあたしが選んだのは、お気に入りのチェックのワンピ。
どういう風に、思ってくれるだろう。
少しだけわくわくしてしまう。
なのに・・・
「ほらっ。行くぞ。」
とだけ、ぶっきらぼうに言うとそそくさと先に行ってしまった。
はぁ~。
やっぱり、そんなことに関心なしなんだ。
正直、期待してた・・・あたし。
そんなこと、気にしちゃダメだよね。
デートはこれからなんだし、楽しもう!!