守るもの〜平安〜
『可愛かったですね?
結衣さんの着物姿。』
『ふんっ』
まさか着物があんなに似合うとは思わなかったな。
綺麗というよりも可愛いか。
思い出してまたフッと笑った。
一目惚れ…ですか。
フフッ…。
部屋に戻りながら結衣は珀と話していた。
「ねぇ珀。どうやってお父様に報告したらいいの??」
「うーん。。。」
結衣と珀が悩んでいると、
「おいっ。
お前たちが結衣と珀か?」
と突然声をかけられた。
*