守るもの〜平安〜




『気にしなくていい。そのくらい俺がだす。』




え?



何か悪いな…



でも、お金無いしお言葉に甘えさせて貰おう。




「ありがとう。」




畳に手をつき、頭を下げてお礼を言った。





『そんなに畏まらなくていい。それじゃぁ、門の所で待ってる。』




「うん。」





*
< 38 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop