守るもの〜平安〜





『良かったですね。着物を買って頂ける事になって。』




「うん。
でも何か悪いな…、お世話になりっぱなしだし。」




『結衣は私達を守る為にここにいるのでしょ?だったら、そんなこと気にせず存分に甘えて頂戴。


ほらっ、早くしないと建様を待たせてしまうわ。』




「あっ、そうだね。」





紫音に言われ、結衣は急いで準備をした。




っと言っても、準備する事なんてほとんど無いのだけれど。





*
< 39 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop