treasure(宝物)





「お父さん…?」




「ははははは!冗談に決まってるだろ!裕子がそれで幸せならお父さんは何もいわない」



「お父さん…」



涙が溢れた。


「ありがとうございます」




達也が深く頭を下げた。





お父さんが反対されたら
どうしようって思ってた。
でももう大丈夫。



達也と一緒に絶対、
幸せになって見せるよ。



ありがとう、お父さん。







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