treasure(宝物)





「別に裕子姉ちゃんとお父さんがいいならいいけど…」



亜美がボソッと呟くと




「サンキュー」



と幸平が亜美の頭を叩いた。





「痛いな!」



小さな笑顔が溢れた。




「じゃあそろそろ解散。みんな集まってくれてありがとね」




そう言うとみんなは部屋に戻っていった。



達也との暮らしが今日からスタート。






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