treasure(宝物)
夜の7:30になったころ、やっと片付けが終わった。
ベッドに腰を下ろした時、部屋のドアを誰かがノックした。
「ちょっと入るよ」
「うん…」
入って来たのは亜美と愛理と瞳だった。
亜美が言う。
「お風呂まだだよね?私たちも今からなんだ。一緒に行こうよ!」
「うん…!」
なんだか嬉しかった。
新しい友達が出来た気分になった。
お風呂場につくと、
「ここにパジャマとかタオルを置いておくの。無くなる事なんてないから安心してね」
いろんな説明をなにからなにまでしてくれた。
「ありがとう…!」