海宝堂2〜魔女の館〜
シーファを狙ったあいつらのボスが、まだシーファを狙っている。
それならば、邪魔者の記憶を消して、排除したということも辻褄は合う。かなり変則的ではあるが。
そして、シーファの記憶になんの問題も無かったことも説明がつく。
突然、全てを忘れた仲間、バラバラになった所で隙をついてしまえば、今度は確実に捕まる。
ニーナの頭の中でパズルが組み上がるまで約3秒。シーファはすでにトード達の前に姿を現していた。
「あなた達の船長って女?」
「あぁ?……お、お前はっ!何だってここに!」
「こっちが聞いてるのよ!今、話してた船長とやらは、女なの!?」
仁王立ちでトードを睨みつけ、しっかりと向こうに届くようにゆっくりと言う。その声には答えるまでここを動かないという意思が感じ取られる。
「ち、違う。うちの船長は男だ。」
シーファの威圧感に動揺を隠せず、トードは首を横に振りながら答える。
が、言葉じりにかぶせるようにシーファは続けて聞く。
「じゃあ、副船長が女?」
「男だよ!うちの船員は全員男だ!なんなんだよ、一体!?」
それならば、邪魔者の記憶を消して、排除したということも辻褄は合う。かなり変則的ではあるが。
そして、シーファの記憶になんの問題も無かったことも説明がつく。
突然、全てを忘れた仲間、バラバラになった所で隙をついてしまえば、今度は確実に捕まる。
ニーナの頭の中でパズルが組み上がるまで約3秒。シーファはすでにトード達の前に姿を現していた。
「あなた達の船長って女?」
「あぁ?……お、お前はっ!何だってここに!」
「こっちが聞いてるのよ!今、話してた船長とやらは、女なの!?」
仁王立ちでトードを睨みつけ、しっかりと向こうに届くようにゆっくりと言う。その声には答えるまでここを動かないという意思が感じ取られる。
「ち、違う。うちの船長は男だ。」
シーファの威圧感に動揺を隠せず、トードは首を横に振りながら答える。
が、言葉じりにかぶせるようにシーファは続けて聞く。
「じゃあ、副船長が女?」
「男だよ!うちの船員は全員男だ!なんなんだよ、一体!?」