海宝堂2〜魔女の館〜
1日歩く覚悟だったが、小1時間ほど歩いたところで林がだんだんと開け、果樹園らしき規則正しく並んだ木々の向こうにやっと民家が見えてきた。
こちらの村もミチモラ島の建物と造りは同じレンガ造りで、2階建てはほとんど見当たらなかった。
ミチモラ島が漁業が盛んなのに対し、ナツナ島は農業が盛んで、林の真ん中をくりぬいたようになっているその村には、果物や野菜を栽培している果樹園や畑が多数見られた。
村の向こう側には林は無く、海までの道が何本か伸びていて、その先はきっと港になっているのだろう。
太陽の位置から見て、港は島の南東部に位置し、シーファ達が船を泊めた調度反対側だった。
ミチモラ島のドーザが行っていた通り、果樹園のマンゴーの木にはこれでもかと言うくらいのマンゴーが実を付けていた。
しかし、それを収穫している人の姿は見当たらず、他の農作物の世話をしている姿も全く無い。
「確かに変ね。皆してどこかに行ってるのかしら?」
村へと降りて行くニーナに続く。
遠くからは人がいないように見えたが、村にはちゃんと人々はいた。
こちらの村もミチモラ島の建物と造りは同じレンガ造りで、2階建てはほとんど見当たらなかった。
ミチモラ島が漁業が盛んなのに対し、ナツナ島は農業が盛んで、林の真ん中をくりぬいたようになっているその村には、果物や野菜を栽培している果樹園や畑が多数見られた。
村の向こう側には林は無く、海までの道が何本か伸びていて、その先はきっと港になっているのだろう。
太陽の位置から見て、港は島の南東部に位置し、シーファ達が船を泊めた調度反対側だった。
ミチモラ島のドーザが行っていた通り、果樹園のマンゴーの木にはこれでもかと言うくらいのマンゴーが実を付けていた。
しかし、それを収穫している人の姿は見当たらず、他の農作物の世話をしている姿も全く無い。
「確かに変ね。皆してどこかに行ってるのかしら?」
村へと降りて行くニーナに続く。
遠くからは人がいないように見えたが、村にはちゃんと人々はいた。