キミにありがとう
桜が咲いた


水色の空に淡い桜色


時たまゆったりと流れ行く白い雲


淡い季節


桜が散る


儚く切なく桜舞う


地面に落ち踏まれても桜の花


凛とし淡い桜の花


「儚いからこそ、楽しく生きよう」


桜の花弁がそう言っているような気がして


多分、きっと、みんな桜の声には気付かない


けれども、桜を見ていると人はほんのり幸せを感じる


桜の声は


心に自然と浸透する
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