紫御殿†Purple heart
床に押し倒された私は

制服のボタンを

ひとつずつ、はずしていく

いずるの手に、そっと触れた。

「いずる・・・・・・?」

貴方の瞳に、私が映る。

「レイ、お前を抱きたい」

私の瞳に、貴方が映る。

私は、いずる・・・

貴方が好き。

「いいよ」

「レイ、愛してる」

貴方になら、私の全てをあげる

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