紫御殿†Purple heart
至近距離で
貴方に見つめられた私は
頬を赤く染めて目を閉じた。
貴方の唇が私の唇に触れる。
遠い昔・・・
たった一度だけ
浅緋、貴方と触れ合った。
あの時の気持ちと
今の気持ち
何、ひとつ変わらない・・・
貴方の、この腕にもう一度
抱きしめて欲しいと本当の
私は、ずっと願っていた。
私の全てを、あなたに・・・
開け放つ、ドアの向こう
散らかった部屋が見える
部屋の飾りと化したエアコン
扇風機だけが、誰もいない
方向を向いて、一生懸命に
風を送っている。
暑苦しい部屋の中で
私達は、汗をかいた体を
絡ませる。
貴方に見つめられた私は
頬を赤く染めて目を閉じた。
貴方の唇が私の唇に触れる。
遠い昔・・・
たった一度だけ
浅緋、貴方と触れ合った。
あの時の気持ちと
今の気持ち
何、ひとつ変わらない・・・
貴方の、この腕にもう一度
抱きしめて欲しいと本当の
私は、ずっと願っていた。
私の全てを、あなたに・・・
開け放つ、ドアの向こう
散らかった部屋が見える
部屋の飾りと化したエアコン
扇風機だけが、誰もいない
方向を向いて、一生懸命に
風を送っている。
暑苦しい部屋の中で
私達は、汗をかいた体を
絡ませる。