紫御殿†Purple heart
桜咲く

少女の恋

また、同じ事の繰り返し

・・・朝は来る。

昨日、雨に濡れたせいで
ほんの少し、風邪気味の私は
体がダルくて堪らない。

ましてや窓際、一番前の席に
座る私は、窓から
太陽の日差しを燦燦と受け
ポカポカどころか熱くて
堪らない。

風邪のせいなのか

この暖かさのせいなのか

何だか気分が悪くなってきた私
は、窓を少し開けた。

窓の外に広がる空を見上げると
綺麗な秋空が広がる

心地よい風。

私は、ボーっと流れる雲を
見つめていると
眠たくなってきた。
 
先生が、国語の本を朗読する声
は、とても心地いい・・・

「レイ、レイ・・・
 次、音楽だよ
 音楽室、行こうよ」
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