紫御殿†Purple heart
浅緋と鴨下さんが

口づけを交わした・・・

浅緋の唇が、彼女の唇に
触れた・・・

私は今、ひどく
衝撃を受けている。

キスぐらいで

焼きもち?

でも、胸が苦しい・・・

「それからのミオは
 いつもと何も
 変わらなかった
 
 部活にもちゃんと
 出て来ていたし

 あの件で俺に何かを
 言ってくる事も無かった

 だからと言って、俺は
 彼女と交わした口づけを
 忘れていた訳じゃない

 ただ、レイ・・・
 お前の愛が得られて
 
 俺は、お前に
 夢中になっただけ」 
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