紫御殿†Purple heart
いずるが、私達の傍に立ち
私と浅緋は、離れた。
「君を驚かせたくて
秘密にしてたんだ」
『秘密・・・
個展に
レイも見においで』
「ああ、それで・・・
でも、アッちゃんは
いつ・・・」
「元々、この絵を
描いていたのは俺だよ
お前に逢えなくて
寂しい時にね
そこへ、ある日
いずるが遊びに来て
この絵を見たんだ
そして、一緒に
描く事にした
いずると俺の合作だ」
「レイ
受け取ってくれる?」
真っ直ぐな二人の瞳。
「喜んで、ありがとう」
私は、いずるに感謝の意味を
込めて、そっと抱きつく。
そして、彼から離れ
浅緋の手に触れた。
「ありがとう」
二人の中に、恋をする
私が存在する。
私と浅緋は、離れた。
「君を驚かせたくて
秘密にしてたんだ」
『秘密・・・
個展に
レイも見においで』
「ああ、それで・・・
でも、アッちゃんは
いつ・・・」
「元々、この絵を
描いていたのは俺だよ
お前に逢えなくて
寂しい時にね
そこへ、ある日
いずるが遊びに来て
この絵を見たんだ
そして、一緒に
描く事にした
いずると俺の合作だ」
「レイ
受け取ってくれる?」
真っ直ぐな二人の瞳。
「喜んで、ありがとう」
私は、いずるに感謝の意味を
込めて、そっと抱きつく。
そして、彼から離れ
浅緋の手に触れた。
「ありがとう」
二人の中に、恋をする
私が存在する。