パパは芸能人♪
私と苺ちゃんは買い物を再開した。
「歌恋のお家は今日は何?」
「あっ…」
言うの忘れてた。
「ねぇ苺ちゃん…あの…ね?」
「何?」
「この前からね…五郎とね…その〜…「言いたい事があるなら速く言いなさいよ」
「同棲始めたの!!」
「あぁ、それ、五郎から聴いた」
ちーん…。
「ってか私の許可を取りに来た」
苺ちゃんの?
何で?
「当たり前でしよ?私は歌恋の親友よ!!どこぞの馬の骨が大切な親友を簡単にあげるもんですかかです」
仮にも親戚でしょ?
「私から言うの遅くなっちゃってごめん」
「色々あったんだしね♪気にしない気にしない」
苺ちゃんが友達で良かった♪
「じゃぁ、黙ってたから夕飯ご馳走になろうかな♪」
あれっ。
4人分の材料を買い、ぼろぼろになった先生を助けて、五郎のマンションに着いた。
「ただいまぁ」
凄い勢いで抱き付いて出迎えてくれた五郎
「お帰り歌恋〜」