パパは芸能人♪
車内では
「年上だからって遠慮しない。俺がダメだと思ったら辞めてもらうから。それまで宜しく楓」
「俺も、ここに賭けてるから遠慮しない。自分に不利になることしないで欲しい…ある程度の常識を持ってやれ崇。宜しくお願いします」
その後は静かだった。
アパートに着いて着替えと必需品をバックに詰めた。
「女のくせに荷物少ないのな?」
嫌味か。
「メイクの匂いや香水の匂い嫌いなの…」
「……だから…ぃ…なのか」
聞こえない
「何て「サッサと行くぞ」
本当にサッサと車に乗ってしまった。
「歌恋行くよ〜」
助手席に乗ったパパが手招きした。