パパは芸能人♪




3日が経ち暇すぎてふと在ることを思い付いた。



「五郎が女装して、私が男装して別々に出てけばバレないんじゃない?」



いい考え♪



「上手くいくか?」



「食材だってわずかだし、苺ちゃんとも会いたいし♪」




「苺ねぇ〜…」



その時



″ピンポ〜ン″



「誰だろう?」



ドアホンの前まで行くと知らない人達が立っていた。



「五郎の知ってる人?」




ソファーからのけ反りドアホンを覗くと目を見開く五郎。












「兄夫婦」



お兄ちゃん?



居るとは聞いてたけど…あまり家の事を話してくれ無いから。





「何を言われても答えなくていいから…ね?」



何か言われるの?




扉を開けたら勢いよく入ってきた。




「お前は何を考えてる?」


「お邪魔しますも無いのかよ?礼儀知らず」



「お前に言われる筋合いはない」



何この人?



「コイツか…なんだもっと違うのを想像してたが…金目当てじゃなさそうだな」



口端を上げ馬鹿にした風







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